大阪名物「くいだおれ」、ついに閉店-「日本一幸せな店でした」

ついに閉店した「くいだおれ」。閉店前に「くいだおれ太郎」を一目見ようと、およそ1,000人もの人が店頭に詰め掛けた。

ついに閉店した「くいだおれ」。閉店前に「くいだおれ太郎」を一目見ようと、およそ1,000人もの人が店頭に詰め掛けた。

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 大阪・道頓堀の老舗飲食店「大阪名物くいだおれ」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-5300)が7月8日、59年の歴史に幕を下ろした。閉店を前に店頭に立った女将(おかみ)の柿木道子さんがあいさつを行うと、観光客らからは大きな拍手がわき起こった。

閉店間近の店前は多くの人で埋め尽くされた

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 4月の閉店発表以降、店頭には連日、看板人形「くいだおれ太郎」を一目見ようと観光客が詰め掛けた。営業最終日を迎えた8日、店頭には朝早くからマスコミや観光客などおよそ200人が集まり騒然とした雰囲気のなか、いつもより少し早い9時40分に「太郎」が弟「次郎」とともに登場した。

 大阪地方には正午前から激しい雨が降り注いだ。夕方になり雨が止むと、店頭にはさらに多くの人だかりができた。閉店時刻が近づくにつれ、テレビカメラの台数が20台ほどに倍増し店頭を取り囲んだため、観光客が「太郎」を見ることは困難な状況に。20時過ぎには1,000人ほどの観光客が集まり、同店前の道路はごったがえした。

 閉店時刻の21時過ぎ、店頭では山田昌平社長、女将の柿木道子さん、招待客の桂三枝さん、浜村淳さんらによるあいさつが行われた。柿木さんが「大阪名物くいだおれは、日本一幸せな店でございました。みなさん、どうもありがとうございました」とあいさつすると、観光客らからは大きな拍手がわき起こった。「太郎」と「次郎」にも花束が贈られ、最後は全員で「万歳三唱」で締めくくった。

 「太郎」と「次郎」が店内に運び込まれた後、シャッターがゆっくりと閉められ、道頓堀の名物料理店のネオンサインが消えた。店頭には閉店を惜しむ人々が名残惜しそうに写真撮影を行っていた。

店内に運び込まれる「太郎」と「次郎」(関連画像)ネオンが消えた「くいだおれ」(関連画像)閉店を前に浜村淳さん、女将(おかみ)の柿木道子さんらがあいさつ(関連画像)大阪名物「くいだおれ」、いよいよ閉店へ-「長いことありがとう」(なんば経済新聞)大阪名物くいだおれ

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