道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」にある太左衛門橋船着場に9月9日夕方、落語家らおよそ100人を乗せた4隻の船が到着、太鼓の演奏や踊りによる歓迎を受けた。
同イベントは、落語専門の公演小屋として2006年9月15日に開設された天満天神繁昌亭(大阪市北区)のオープン2周年を記念し、天神橋筋商店連合会と上方落語協会(会長=桂三枝さん)が実施したもの。
天満橋の八軒屋浜船着場での出発式典の後、天満天神繁昌亭に出演している落語家ら約100人が4隻の船に乗り込み、大川、東横堀川を通って道頓堀川まで移動した。先頭の船には桂三枝さんや月亭八方さんらも乗船し、沿岸の人々に手を振った。
太左衛門橋船着場に到着した一行は、対岸で行われた太鼓の演奏や踊り、ソーランによる出迎えを見物した後、道頓堀のリンデンビル特設会場に移動し、キタとミナミの商店街関係者らとともに交流イベントを開催。イベントには大阪市の平松邦夫市長も出席した。