韓国人油彩作家・李清子さんが個展-道頓堀のギャラリーで

生命力と躍動感を描いた油彩画32点を展示

生命力と躍動感を描いた油彩画32点を展示

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 大阪・道頓堀のギャラリー「香(かおり)」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6212-7750)で、韓国人油彩作家・李清子さんの大阪初となる個展が開催されている。

呉榮煥・駐大阪大韓民国総領事

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 李さんは、人間のエネルギー、リズムをテーマとした作品を数多く手がけ、韓国国立現代美術館の招待作家であるとともに、洋画・日本画・版画の3部門よりなる公募団体として昭和40年に創立された「二元会」会員として、約50年にわたり日韓両国で活動を続けている。

 同展では、バレエや韓国の民族舞踊の踊り手が「醸しだす」エネルギーやリズムをテーマに、生命力と躍動感を描いた油彩画32点を展示。「単純に踊る人間を対象にしたものではなく、踊り手により『醸しだされる』空気の流れや、踊りを通じて体験する多様な感情を視覚化している」(同展関係者)。韓国人芸術家の感性で描いた日本文化の作品もあるという。

 2日目の10日には、日韓女性親善協会と韓国の韓日女性親善協会から関係者49人が集まり、オープニングイベントを行った。同イベントには呉榮煥・駐大阪大韓民国総領事も駆け付け李さんを激励した。

 韓日女性親善協会の理事でもある李さんは「大阪の人は温かくとても親切。私と同じで、とても活発で生命力を感じる。作品をたくさんの人に見ていただくことで、人間の生命力やエネルギーを私と一緒に感じてもらいたい」と話す。

 開催時間は11時~19時。今月14日まで。

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