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心斎橋の大丸・パルコでアートイベント 作家50人以上の450作品が集結

三浦大地さんの作品が並ぶ

三浦大地さんの作品が並ぶ

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 現代アートを国内外から集めて展示・販売するイベント「ART SHINSAIBASHI(アート シンサイバシ)」が1月22日、大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)と心斎橋パルコ(同)で始まった。

作家本人が在郎することも

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 2021年7月に大丸心斎橋店で初開催して以来、半年に1回開催している。9回目となる今回は、50人以上のアーティストが制作した約450点の作品を用意。心斎橋パルコ14階「スペース14」「パルコギャラリー」をメイン会場に、大丸心斎橋店本館1階の御堂筋側イベントスペース、大丸心斎橋店本館8階のアートギャラリー「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」の3カ所で展開する。

 「スペース14」では、大阪に制作拠点を構えている三浦大地さんを特集。三浦さんを象徴する女の子のキャラクター「Josie(ジョシー)」の高さ約160センチから成る立体作品やクリスタルを使った作品などが並ぶ。このほか、ペイントローラーのみで描く「ローラーアート」を制作し、26日にはライブペインティングも実施するさとうたけしさんの作品や、草間彌生さん、村上隆さんら有名作家の作品などもそろえる。

 「パルコギャラリー」では、京都・西陣出身のはく工芸作家・裕人礫翔(ひろとらくしょう)さんの月をテーマに金・銀・プラチナのはくで彩った作品や、大阪とイタリア・トスカーナの2拠点で制作活動しているフランチェスコ・マッツィさんの純金や銀彩などの材料を油絵具と調合させて描いた作品を展開。大阪府出身の書道家・青柳美扇さんの書道をベースにしたアート作品や自身の筆跡を立体にした3D作品なども展示・販売する。

 初日に加え25日と26日は在廊するという裕人さんは「京都の伝統技術である金箔(きんぱく)の加工技術をアートに昇華させた。伝統技術を絶やさないために作品の制作を開始したので、この機会に直接作品に込めた思いなどを話したい」と話す。

 同館バイヤーで美術担当の阪東広文さんは「今回は大阪に関連のあるアーティストを紹介したいという思いで特に焦点を当てた。普段あまりアートに触れる機会がない人にも来場してもらいアートの楽しさを体感してもらえれば」と話す。

 開催時間は会場によって異なる。今月28日まで(メイン会場は27日まで)。

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