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なんばのエディオンが新戦略発表 「超・多国籍対応」で売り上げ増へ

ショッピングツアーガイド イメージ

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 エディオン(大阪市北区)が3月5日、訪日客に向けた新戦略の発表会を「エディオンなんば本店」(中央区難波3)で行った。

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 新戦略は「超・多国籍対応」と「買い物観光を楽しめるスポット」の2軸。戦略を支えるサービスとして訪日客専門バイヤーの新設、ショッピングツアーガイドの設置、当日ホテル配送の3つを用意する。

 これまでエディオンでは、国内客向けの商品を仕入れるバイヤーが、訪日客向けのバイヤーを兼ねていた。しかし、高橋浩三社長は「コロナ後、訪日客の買い物の趣向は多様化している。中国は文具、韓国は日本酒、台湾はホビーを求める傾向が強いなど、国によって人気な商品カテゴリーが大きく異なる」と話す。バイヤーを国内外で切り分けることにより、訪日客の流行を素早くつかみ、対応していくという。

 ショッピングツアーガイドは、エディオンによると家電量販店業界で初という。同社のホームページから予約でき、なんば本店に在籍する11カ国100人のスタッフから最適な人がツアーガイドを担う。インバウンド営業部の浅生佳寿彦部長は「万博開催によって、これまで日本を知らない人が買い物にくることが予想される。目的のものを買うだけでなく、商品を体験してもらいながら案内することで目的商品以外にも興味を持ってもらうきっかけになる」と話す。なんば本店で運用をはじめ、今後既存店での展開を目指す。

 ホテル配送サービスは1回1,000円で滞在先のホテルなどに当日中に配送するというもの。エリアはなんば本店や心斎橋店などから半径5キロ。店頭で商品と配送先を伝えることで利用できる。

 営業時間は10時~21時。

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