
忍者ショー「忍者王子」が4月2日、イエスシアター(大阪市中央区難波千日前)で始まる。
忍者体験教室の運営や、出張型の忍者ショーを行う「忍者堂」(西区)が企画する。忍者堂を運営する「ハイ・パートナーズ」(同)社長の辻村博志さんは「大阪・関西万博で訪日客がたくさん訪れることを予想し、さまざまな劇場から忍者ショーの公演問い合わせをもらった。忍者体験に参加する訪日客にヒアリングすると、訪問先として多く上がったのが難波だったので、たくさんの人に見てもらえるのではと考えた」と話す。
公演の内容は、願いをかなえてくれるという「黄金の茶わん」を巡り、忍者たちが戦うというストーリー。火や水を使う「忍術」は、映像を投影することで表現する。英語・中国語、韓国語の字幕付きで訪日客の鑑賞サポートも行う。
辻村さんは「昨年春から企画し、演者と共に時間をかけて作り上げた。映画やアニメなどで見たような分かりやすいショーで、子どもから大人まで楽しめる内容になっているので親子で楽しんでもらえたら」と話す。
1日3公演で、11時、15時、18時開演。公演時間は約1時間。料金は4,000円。10月29日まで。