
ミナミをはじめ大阪市内の飲食店で朝食が食べられる店をまとめたスマートフォン向けデジタルマップが6月19日、公開された。
大阪市商店会総連盟、大阪商工会議所、「Airbnb Japanエアビーアンドビー ジャパン)」(東京都新宿区)の3者は4月、連携プロジェクト「Osaka Morning~商店街で朝食を~」を始動。これまで、朝食が食べられる飲食店の情報を、エアビーのホストや商店街と協力して集め冊子にするなどしてきた。今回、スマートフォンで店の位置を確認できるデジタルマップを完成させた。
参加店は68店(6月18日現在)。ミナミエリアはうち14店と割合としては最も多い。たこ焼き店「くれおーる」、カレー店「ニューダルニー」、うどん店「松屋」などのほか、「ダイワ果園」のミックスジュースなどテイクアウト商品も紹介する。今年3月から朝定食(1,100円~)の提供を始めた「くれおーる」の加西幸裕社長は「『朝食を食べたい』という需要があることは肌で感じている。これから認知を高め、朝から昼のランチ提供機会を増やしていけたら」と話す。
難波にある千日前道具屋筋商店街の会長で、大阪市商店会総連盟理事長の千田忠司さんは「大阪の朝がより活気づき、地域の人々や旅行者に楽しい思い出をつくってもらえたら」と話す。