
「和韓料理 スンドゥブ専門店 じゅろく なんば別邸」が7月21日、地下街「なんばウォーク」(大阪市中央区千日前1)3番街にオープンした。
「じゅろく別邸」は、大阪・箕面と名古屋に店舗を展開する飲食店「和韓料理 プルコギ じゅろく」で提供しているスンドゥブに特化した専門店。2023年5月、大阪・梅田にオープンした1号店は、20~40代の女性客を中心に人気を集めているという。今回、2号店をなんばに出店した。
店舗面積は約60平方メートル。店内は、グレーと黒を基調にする。カウンター席9席とテーブル席8席を備え、1人でも利用しやすいようにした。
看板メニューのスンドゥブは、日本と韓国のだしにみそを加え長時間煮込んだスープに、やわらかい純豆腐を入れる。辛さは4段階。定番の「和韓特製スンドゥブ」(1,690円)や「焼き豚スンドゥブ」(2,100円)、「粕(かす)漬けホルモンスンドゥブ」(2,200円)など6種類をそろえ、いずれもご飯と前菜3種と共に提供する。スンドゥブのオプションメニューは、牛の大腿(だいたい)骨「モアル」(420円)や焼き豚(430円)、生卵(110円)など7種類を用意。
厚切りした豚肩ロースにタマネギとしょうゆのソースを絡めた「熟成豚のトンテキ」(200グラム1,450円~)もそろえる。
同店を運営するダイニング・クエスト(西成区)の加藤肇悟社長は「スンドゥブは、モアルの骨の中からコラーゲンを含む骨髄をかき出してスープに混ぜて食べるのがお勧め。なんばを訪れる観光客や働く人のランチなど、幅広いシーンで利用してもらえれば」と話す。
営業時間は11時~22時。