展覧会「ロバート 秋山竜次 presents 10周年 クリエイターズ・ファイル 胸やけ大博覧会 in 心斎橋」が12月5日、心斎橋パルコ（大阪市中央区心斎橋筋1）14階「PARCO GALLERY」で始まった。

「天才子役 上杉みちくん」と遠近法で撮影できるフォトスポット

　「クリエイターズ・ファイル」は、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんが「現代を代表するクリエーター」に扮（ふん）し、それぞれの領域での仕事ぶりや人生について語るクリエーティブコンテンツ。同展は、2015（平成27）年から始まった「クリエイターズ・ファイル」の10周年を記念して開催する。7都市の巡回開催で、池袋、福岡、名古屋に続く4会場目。

　展示は、これまで秋山さんが扮した118人の全クリエーターの立体パネルを一堂にそろえた「クリエイターの巣」から始まる。「昭和の名力士 彩千丹」「美尻のカリスマ MICO」「日本初プロのTORIMAKI 白木善次郎」などの人物を小物や写真、動画で紹介する。「劇団えんきんほう所属の天才子役 上杉みちくん」のパネルと遠近法で撮影を楽しめる「みちくんのいえ」や「トータル・ファッション・デザイナー YOKO FUCHIGAMI」のファッションショーのランウェーなどフォトスポットを用意する。

　すず子ママのスナック「ドイド」の店内を再現した展示を設けるほか、「カンペリーザホテル主催ディナーショー」のコーナーでは、「アジア・スター ペリー・キー」と妹の「フェアリー・キー」、「グランデ歌手 ジョルナン・ラマ」などのパフォーマンス動画を上映する。

　グッズコーナーでは、それぞれのクリエーターをデザインしたクリアファイル（500円）やマスコット（2,500円）をはじめ「伝説の寮母 鈴木みず江」のレトルトカレー（990円）、2026年カレンダー（1,760円）などをそろえる。

　秋山さんは「10年分のとんでもないネタが詰まっている。なかなかこんな展覧会はないのでは。勉強になることもためになることも一つもない。ただただ楽しい空間を味わってもらえれば」と話す。

　開催時間は10時～20時（最終日は18時）。入場料は、一般＝1,200円、中高生＝1,000円、小学生＝700円、未就学児無料。今月22日まで。