道頓堀に居酒屋風鉄板焼き店「福えびす」-コテコテ感を前面に

店内にはブリキ看板を置いたりビリケンさんの小物を置くなど大阪の「コテコテ感」を出す

店内にはブリキ看板を置いたりビリケンさんの小物を置くなど大阪の「コテコテ感」を出す

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 大阪市を中心に飲食店を展開する翔家は11月20日、大阪・ミナミの道頓堀に居酒屋風鉄板焼き店「福えびす 道頓堀店」(大阪市中央区宗右衛門町、TEL 06-6484-0839)をオープンした。

カウンター越しの大鉄板でスタッフが豪快に焼き上げる

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 とんぼりリバーウォーク沿いにオープンした同店は、カレースープ店から業態転換した。西中島南方に1店舗展開しており、姉妹店として運営する。店内には昭和レトロの雰囲気を醸し出すブリキ看板を設置したりビリケンさんの小物を置いたりするなど大阪の「コテコテ感」を前面に押し出している。席数は40席。お好み焼や焼きそばなど鉄板焼きメニューはオープン形式の厨房でスタッフが焼き、できあがった料理を各テーブルに備え付けの鉄板に出す。

 お好み焼きは豚(787円)やイカ(787円)など10種類。お好み焼きにくしカツを乗せた「道頓堀No.1焼き」(1,659円)も。ほかに焼きそば(豚=714円、イカ=714円など)、サイコロステーキなどの鉄板焼き(399円~)、たこ焼き(5個=304円~)、いか焼き(262円)などを取りそろえる。同店限定メニューの串かつやおでん、どて焼きも。

 オープン直後からお好み焼きを半額にしたりドリンクを100円にしたりするなどのキャンペーンを行い、「まずまずの滑り出し」(店長の杉元司さん)。来店客は25~50歳が中心。全体の9割が地元住民で「今後は観光客も取り込んでいきたい」と杉元さん。客単価は2,200円。

 今後はくしカツの種類を充実させたり焼うどんの提供を始めたりとメニューの充実を計画している。来店客の動向を見ながらランチや深夜の営業も検討しているという。杉元さんは「季節ごとにお薦めの鉄板料理を7~8品程度出していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時。

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