リコー「GRデジタル」のみで撮影した作品展-新町のギャラリーで

会場には、リコー「GRデジタル」を使用して撮影した作品が並ぶ

会場には、リコー「GRデジタル」を使用して撮影した作品が並ぶ

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 大阪・新町の「ギャラリー マゴット」(大阪市西区新町1、TEL 06-6940-7257)で12月16日より、コンパクト・デジタルカメラのみで撮影された作品展「『GRD4』(コンデジ様が通る)」が開催されている。

リコー「GRデジタル」

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 同ギャラリーのオーナーで出展者でもある大木一範さんが「写真というと立派な一眼レフや中判、大判のカメラが必要なのではと思っている人が多いが、コンパクト・デジタルカメラでも十分」という思いとともに作品を募集。リコー製のデジタルカメラ「GRデジタル」を使用した大木さん、川本亜矢さん、遠藤慎二さん、カマウチヒデキさんの4人による作品が集まった。

 会場には4人それぞれの個性が光る作品が並ぶ。大木さんは、自転車で街を走っているときに、ふと見つけた風景など12点を展示。「コンパクト・デジカメは一眼レフなどのように見た目も大きくないので、撮られる側も構えず自然な姿でいられるのが良いところ」(大木さん)。

 GRデジタルはズーム機能がないため、接写するには対象物に自らが近寄らなければならないなど、対象物と撮影者の距離感に個人差が出るのが特徴。「写真を見ると、撮影者か対象物に近寄ったのか遠くから撮影したのか、立って撮影したのか座って撮影したのかが分かる」(同)とも。

 大木さんは「どんなカメラを使うかは大切ではない。デジカメでも十分な作品を撮れるということを、作品を見て感じてもらいたい」と話す。

 開催時間は12時~20時。今月21日まで。

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