阪神なんば線で関係者向け試乗会-開業まで1週間、新駅3駅も公開

関係者らが早速新線の乗り心地を確かめた

関係者らが早速新線の乗り心地を確かめた

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 阪神電鉄は3月13日、3月20日に開業する阪神なんば線で、関係者向けに試乗会を開催した。

関係者らが早速新線の感触を味わった

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 同線は西九条-大阪難波間3.8キロメートルを結ぶ新線で、大阪難波駅で阪神と近鉄の線路がつながり、開業により神戸-奈良間を直結する新たな東西軸ができる。開業と同時に三宮-近鉄奈良間を最速76分で結ぶ直通列車の運転を始める。

 試乗会は、新線区間のうち九条-桜川間(1.4キロメートル)を往復して乗り心地を確かめた。九条駅から近鉄との相互直通運転に対応した1000系電車に乗車、アップダウンが多い区間にも関わらず、揺れも少ない乗り心地。片道約3分で桜川駅に到着、折り返し九条駅まで合わせて10分弱の試乗となった。

 試乗会に合わせ、同区間内に設置される九条、ドーム前、桜川の新駅3駅のホームや改札口なども公開された。券売機や乗り越し精算機、自動改札機などの機器をはじめ、駅構内の案内表示などについても準備が整っている。地上部分の駅出入口の施設についてもほぼ準備を終え、駅名板の設置も完了している。

 3月14日には地元住民約1万人を招待して試乗会を行う。同線の開業まで1週間となり、今後は最終的な準備を行い、万全の体制で開業に備える。

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