南堀江に香港カフェ-コンサル会社が出店、リピーター創出にアイデア

公園に面した開放的な雰囲気の店内

公園に面した開放的な雰囲気の店内

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 「リピーター創出」をテーマにコンサルティングを行うリピーツ(大阪市西区)は6月3日、南堀江に直営飲食店「HongKong style cafe + bar 白(パイ)」(大阪市西区南堀江2、TEL 06-6532-8339)をオープンした。

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 同社は昨年12月の創業。コンサルティング会社に勤務していた一圓克彦社長が「すべてのビジネスにはリピーターが重要なファクターである」と感じたことから、リピーターの創出に特化したコンサルティングを思いついた。飲食店に対するコンサルティング案件が多く、自社でも飲食店を経営することでコンサルティングの実証実験の場として活用し、ノウハウの蓄積を目指す。

 人気メニューは、「中華粥」(720円)と「点心」(450円)。中華粥は白米から時間をかけて煮込み、干し貝柱を使用した海鮮風と、鶏がらスープで煮込んだものを用意。点心は「広東風エビ餃子」「小龍包」「エビ焼売」「叉焼包」など13種類を用意する。そのほか「貝付きホタテグラタン」(540円)、アサリのピリ辛オーブン焼き」(540円)、「くらげの酢の物」(360円)なども。

 ドリンクは、「青島ビール」(540円)、「サンミゲール」(540円)、「紹興酒」(270円=ショット)、「鉄観音茶」(630円)のほか、カクテル、酎ハイ、タピオカドリンクなどを幅広くそろえる。

 15坪の店内には、22席を設ける。中国で縁起の良いとされる数字の「9」にこだわり、テーブル9卓を用意したほか、メニューの価格や営業時間は、数字を足すと「9」になる。今後、「9」の付く日にはイベントを計画しているという。

 客単価は、ランチ=800円、ディナー=1,500~2,000円。来店客の男女比はほぼ半々で、夜は仕事帰りの会社員のほか、愛犬連れの客も(道路側のテーブルのみ犬同伴可)。

 店長の木附慎治さんは「まだ広告を出していないため、オープン当初は客が皆無だったが、1週間目には中華粥を気に行った客がリピーターになってくれた」と手応えを感じている。「リピーター創出のための斬新なショップカードなどのアイデアもある」とも。

 営業時間は10時35分~23時40分(金曜・土曜は翌3時33分まで)。

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