大阪・中之島公園を中心に8月22日~10月12日の52日間にかけて行われる「水都大阪2009」に合わせ、大阪ミナミの道頓堀川の「太左衛門橋船着場」を中心としたエリアでは、「大阪ミナミ水都祭り」が開催される。
大阪ミナミ水都祭りは、水都大阪2009の「船着場プログラム(地域協同企画)」として実施されるもので、道頓堀川で整備が進む遊歩道「とんぼりリバーウォーク」と、とんぼりリバーウォークにある「太左衛門橋船着場」を活用して行われる。戎橋筋商店街振興組合、心斎橋筋商店街振興組合、宗右衛門町商店街振興組合、道頓堀商店会を中心とした実行委員会「総衆ミナミ」が主催する。
イベントは、水都大阪2009の会期中の週末や夏休み期間を中心に行われる。とんぼりリバーウォーク北岸に設置する「ミナミあきんど案内所」では、地元に詳しい「あきんどコンシェルジュ」が来訪者に対し街案内を行う。とんぼりリバーウォークを「屋外画廊」に見立てて行う「ミナミまちアートギャラリー」では、ミナミの店や企業のポスターを一堂に集める「ミナミ・ポスター展」、絵画や書画などのコンテスト「ミナミまち百景展」、昔のミナミの店や街の写真を集めた「ミナミ歴史写真展」を開催する。そのほか、道頓堀川に浮かべた船をステージとして行う「とんぼりプレミアム・ライブ」や、ミナミの飲食店が週替わりで出店する「ミナミまち店イートイン」も。
そのほか連携企画として、「なにわなんでも大阪検定」に関連した特別企画「ミナミまちラリー&ウォーク」や、大阪の水辺や道頓堀を中心とした絵はがきを展示する「とんぼり『ええはがき』展」、さまざまな船遊びを楽しめる「宴船」の運航も予定されている。
「水都大阪2009」は、「川と生きる都市大阪」をテーマに、水都大阪の魅力を発信し、水辺の楽しさをアピールする目的で行われるイベント。大阪市内の「中之島公園会場」「八軒家浜会場」「中之島水辺会場」「水の回廊会場」「まちなか会場」の5つのエリアでさまざまな行事が計画されており、期間中の全会場の延べ来訪者は100万人を想定している。