なんばの千日前商店街横に7月7日、イカ焼き「青鬼」(大阪市中央区難波1、TEL 06-4708-0219)がオープンした。
人気たこ焼き店「赤鬼」の「弟分」としてオープンした同店は、商店街からのびる路地に入った場所に店を構える。親指ほどの大きさに切ったイカを卵でとじて焼いたイカ焼き(100円)は、注文を受けてから1分ほどで焼き上がる。食べやすいように中にソースを塗って三つ折りにして食べる。
大阪のイカ焼きはイカを丸ごと焼かず、卵でとじて焼くスタイルが主流。店長の廣田泰行さんは卵にこだわり、天然飼料で育てられた赤鶏の卵を鶏卵業者から直接仕入れる。黄身がオレンジ色で盛り上がっているのが特徴で、弾力があるという。
ほかに「キムチ」(200円)もあり、キムチも卵やイカと一緒に閉じ込めて焼く。「辛いのが好きな方に気に入っていただいている。お酒ともよく合う」と廣田さん。店頭に置かれたいすで、出来たてを座って食べることも可能。廣田さんは「冷めてもそのままでおいしく食べていただける」と話し、冷めた場合は電子レンジで温める方法も勧める。
今後はトッピングを充実させていく計画で、廣田さんは「まずは手ごろな価格で多くの人に楽しんでもらいたい。たこ焼きなどと比べてまだまだマイナーだが、徐々に広めていき、いずれは大阪名物になれば」と抱負を語る。
営業時間は、月曜~金曜=12時~22時、土曜・日曜=11時~23時。