南海難波駅の旧「ロケット広場」がリニューアル-「なんばガレリア」に

高さ30メートル、広さ1,200平方メートルの明るく開放的な吹き抜け空間

高さ30メートル、広さ1,200平方メートルの明るく開放的な吹き抜け空間

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 南海電鉄は10月7日、2007年8月に「ロケット」を撤去し、暫定的に「(仮称)ウエルカムロビー」としていた難波駅の旧「ロケット広場」の名称を「なんばガレリア」と決定し、今月16日にオープンすると発表した。

 1978年に竣工した旧「ロケット広場」は、29年間にわたりミナミの定番「待ち合わせスポット」として多くの人に親しまれてきたが、南海電鉄と南海都市創造が進める「南海難波駅改良工事」に伴い2007年8月23日に撤去された。その後リニューアル工事を進め、難波駅の1階と3階を結ぶ「大階段」周辺に今年1月22日、高さ30メートル、広さ1,200平方メートルの明るく開放的な吹き抜け空間が誕生した。

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 「ガレリア」とは、イタリア語で「高い位置にガラスなどの屋根を持つ歩行者空間」を意味し、旧「ロケット広場」を含む「大階段」周辺の吹き抜け空間一帯を「なんばガレリア」とし、旧「ロケット広場」部分は「ガレリアコート」と名付けた。

 10月3日には難波駅3階コンコースから高島屋への入り口を新設したほか、なんばCITY、なんばパークスへの人の流れを創出するため、2階中央改札口でエスカレーターを移設した。そのほか駅窓口の集約などで生まれた空間を利用し、3階にはスイーツのテークアウト店「スイーツボックス」を15日にオープン、16日には「ユニクロ」、パン店「北欧」、ロールケーキ店「GOKOKU」、パームクーヘン店「五穀バーム」、和菓子店「小豆工房」、チーズケーキ店「プレーンノンノ」が新規出店する。

 同社では昨年度より3カ年の中期経営計画「堅進126計画」を策定し、なんばエリアのさらなる価値向上を目指して駅周辺のリニューアル工事を進めている。難波駅では定期券や特急券の販売など駅機能を集約した「難波駅サービスセンター」を新設したほか、駅構内などの案内業務を行う「トランスアテンダント」を2階と3階改札口付近に配置するなど、ハード面、ソフト面ともに全国ナンバーワンを目指し「なんば駅No.1 計画」としてさまざまな施策に取り組んでいる。

 難波駅に隣接する商業施設「なんばCITY」でも大規模工事を行っており、16日に1期工事分(約4,400平方メートル)がリニューアルオープンする。2011年4月には2期工事も終了し全面リニューアルが完了する予定で、なんばパークスと高島屋との間を結ぶショッピングモールとして周辺施設への回遊性の向上を目指す。

 16日10時から「オープニングセレモニー」として、大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏や、同社亘信二社長のあいさつなどが行われる。

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