日本ミシュランタイヤ(東京都千代田区)は10月13日、「ミシュランガイド京都・大阪2010」の発売(今月16日)に先駆け、「星付き」レストランを発表した。広域なんば圏からも14軒のレストランが星を獲得した。
今回掲載される施設は合計203軒で、うち147軒がレストラン・料理店、34軒がホテル、旅館が22軒。星を獲得したのは150軒で、うちレストラン・料理店が147軒(京都82軒・大阪65軒)と旅館3軒(すべて京都)。
広域なんば圏では2軒が二つ星、12軒が一つ星を獲得した。二つ星を獲得したのは「本湖月」(大阪市中央区道頓堀1)、「もめん」(心斎橋筋2)、一つ星を獲得したのは「味吉兆 大丸心斎橋」(心斎橋筋1)、「梅市」(東心斎橋1)、「喜川」(道頓堀1)、「喜川 浅井」(東心斎橋1)、「錦水」(難波1)、「作一 本店」(西心斎橋1)、「鮨 尽誠」(心斎橋筋2)、「本多」(宗右衛門町)、「桝田」(心斎橋筋1)、「リュミエール」(東心斎橋1)、「味吉兆 堀江」(西区北堀江1)、「コンヴィヴィアリテ」(新町1)。ほとんどが懐石や割烹で、フランス料理は2店舗。
2007年秋から同社の調査員が京都と大阪のレストランを匿名で訪問、「一般客と同じ立場で料理とサービスを体験し、評価を行った」という。星の評価は「皿の上のもの」、つまり料理の評価のみで行い、その基準は「素材の質」「調理技術の高さと味付けの完成度」「料理の独創性」「コストパフォーマンス」「常に安定した料理全体の一貫性」の5つ。
10月16日発売。価格は2,415円。15日23時30分から、戎橋近くの「TSUTAYA EBISUBASHI」(中央区道頓堀1)で発売記念イベントを予定する。