難波・戎橋商店街の中華料理店「蓬莱本館」(大阪市中央区難波3、TEL 06-6641-1619)が10月6日より、中華弁当の販売を開始した。
同店は難波の戎橋商店街に店舗を構える中華料理店。2階・3階合わせて160席のレストランスペースで、中華料理を提供している。551の蓬莱(浪速区難波中1)は姉妹店にあたり、もともとは1945(昭和20)年創業の蓬莱食堂を分割し営業を始めたもの。
今回同店が提供を始めたのは、中華料理の総菜にご飯200グラムをあわせたランチボックス(380円)。総菜には酢豚、麻婆豆腐、唐揚げ、肉団子など、中華料理の定番メニューが並ぶ。ご飯は100円追加で大盛り300グラムに変更できる。
弁当販売を始めたきっかけについて、店長の奥田さんは「中華料理は量が多いというイメージがあるが、手軽に持ち帰っていただくものを提供したかった」と話す。販売開始から1カ月が経ったが、「売れ行きは好調」で、現在の人気メニューは八宝菜と麻婆豆腐。今後は1日30食を目標に、販売により力を入れていくという。「今までは日替わりで総菜を提供していたが、今後はメニューを6、7種類に拡大し、その中から好きなものを選べるようなシステムにしたい」と話す。
奥田さんは「戎橋筋商店街の店舗の方に好評をいただいている。女性にも食べやすい量で、ご飯の大盛りで男性のニーズにも応えている。レストランでお出ししているものと同じ中華を、気軽に味わってほしい」と話す。
営業時間は11時15分~22時。弁当の販売は11時30分~14時。現在は杏仁豆腐をサービスしている(終了日未定)。