なんばマルイ北側の「カフェストリート」で12月12日夜、「100万人のキャンドルナイトinミナミ@カフェストリート」が開催され、ゴスペルライブが行われた。
カフェストリートは、なんばマルイ北側を東西に走る石畳の街路地。以前の活気ある商店街の姿を取り戻そうと周辺店舗が結成した「精華正門通り協議会」が電線を地中化し、2006年に誕生させた。「画家ゴッホの『夜のカフェテラス』をイメージした」という同ストリートには、「ザ プラント ルーム」「難波英國屋本店」「ブルービラボン」「551蓬莱 瑞翠店」などの店舗が並ぶ。これまで1年に3回のペースでイベントを行っており、キャンドルナイトイベントも昨年6月より開始。今回で4回目となる。
当日は18時からキャンドルナイトを開始。カフェストリート内の街路灯を消し、マルイ側の路地やライブ会場のステージ前にキャンドルを飾った。参加者に「キャンドルナイトに伝えたいメッセージ」をケースに書いてもらうイベント用ブースを設置。参加者から直接聞いた思いをもとに、イラストレーターがカラフルなイラストを添えた。
併せて18時30分~と19時45分~の2回に分けてゴスペルライブを開催。前回も出演したハーバー・トライズチャーチ・ゴスペルクワイヤーがクリスマスソング「オー ホーリー ナイト」などを熱唱した。雪が降る演出の下、多くの通行客がカフェストリートに響き渡る歌声に耳を傾けた。同グループのリーダーは「だんだん足を止めて聴いていただく人が増えたのがうれしかった。多くの人の笑顔が見られて、こちらも元気をもらえた」と振り返った。