南堀江の総菜店が「どて玉丼」開発-新しい大阪の味狙う

「どて玉丼」を新しい大阪の名物にしたいと、店主の爲則(ためのり)新一郎さん

「どて玉丼」を新しい大阪の名物にしたいと、店主の爲則(ためのり)新一郎さん

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 南堀江の総菜店「夢咲喜(ゆめさき)」(大阪市西区南堀江4、TEL 06-4391-5531)は1月20日、新メニュー「大阪どんぶり どて玉丼」の販売を開始した。

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 同店は、煮物や焼き魚、煮魚などの総菜や弁当を店頭販売、宅配する総菜店。店主の爲則(ためのり)新一郎さんはホテル日航大阪(中央区西心斎橋1)でバーテンダーやレストランマネジャーとして14年間勤務した後、東心斎橋にショットバーをオープン。その後、自宅近くの南堀江に総菜店を開いた。

 創業10年を迎えることから、「大阪の名物を作ろう」と昨年12月からさまざまなメニューを研究、「ギョーザ、肉巻きおにぎりなどいろいろ作った中、大阪の食文化とマッチしている『どて焼き』を使うことを思いついた」という。どて焼きとは、牛のすじ肉をみそやみりんで時間をかけて煮込んだもので、居酒屋でも酒のあてとして親しまれている料理。「どて玉丼」は、ごはんにどて焼きと半熟卵、ねぎをのせた丼もの。

 爲則さんは「最初に作った丼は、どて焼きの汁が無く、食べにくかった。そこで半熟卵を絡め、肉汁も入れるようにしたところとてもおいしくなった」と新メニュー開発の経緯を話す。「肉がとてもやわらかく甘いので、肉が苦手や子どもから、年配の方まで誰にでも食べていただける。コラーゲンもたっぷりなので女性にも人気」とも。

 価格は700円。店頭での販売や配達のほか、真空パウチにした「どて玉丼の具」(150グラム×3食分=1,800円)の通販も始めた。

 営業時間は11時~17時(土曜は14時30分まで)。日曜・祝日定休。

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