心斎橋につけ麺店「宮田麺児」-芸人のてつじさんがプロデュース

つけ麺店「宮田麺児」。週末には行列するほどの人気。

つけ麺店「宮田麺児」。週末には行列するほどの人気。

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 心斎橋に4月16日、漫才コンビ「シャンプーハット」のてつじさんがつけ麺店「宮田麺児」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6243-1024)をオープンし話題を呼んでいる。

てつじさんが「まずは麺だけ味わって」と話す、自信作の麺3種類

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 開店から半月で約9千人が訪れたという同店は、芸人仲間ともつけ麺ユニットを作って活動するほど「つけ麺好き」のてつじさんが、内装からメニュー開発まで手掛けたもの。てつじさんの知人で、同店の企画から携わったディメンション(西心斎橋1)の中本俊夫社長は「人通りが減っている東心斎橋エリアを『麺通りにしたい』という本人の思いから、この場所を選んだ。2月に完成していた店舗の開店を延期するほどこだわった麺とスープは、『こんなものがあったらいいな』という本人の望みをすべて形にしたもの」と話す。

 1931(昭和6)年創業の麺作りの老舗「麺屋棣鄂(ていがく)」(京都市中京区)と共同で開発したのは、「新しいのどごしと香りが特徴」のてつじさんオリジナル麺「T2G」のほか、キメ細かい平打ち麺「JF100」、茶色い太麺にローストした麦芽を振り掛けた「NB50」の3種類。関西ではまだ珍しいという「ベジタルポタージュスープ」は、数種類の野菜とアサリ、豚骨、鶏がらをブレンドしたものに豚かすやトマトなどを加え、濃厚ながらすっきりとした後味が特徴。スープの器も、「麺は冷たくスープは熱く」というてつじさんのこだわりの下、熱をできるだけ長時間保てる二重構造の器を特別に発注したもの。

 15坪の店内には、1階にカウンター6席、2階にテーブル24席と合計30席を設ける。メニューは3種類の中から好みの麺を選ぶ方式で、180グラムの「並盛」が各850円、270グラムの「大盛」が1,000円、替え玉は350円。最後に「スープ割」のサービスもあり、和だしで薄めた残りのスープを味わうこともできる。

 営業時間は11時~23時。

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