心斎橋に中華新業態店-店内の中国風市場で食材を購入し注文

店内中央に設けた食材市場には、魚屋、肉屋、八百屋が。

店内中央に設けた食材市場には、魚屋、肉屋、八百屋が。

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 大阪市内で中華料理店の経営や、中華料理の催事販売などを手がけるムーカフーズ(大阪市中央区)は4月6日、心斎橋の複合商業施設「ラ・ポルト心斎橋」(中央区心斎橋筋1)7階に中華料理店「china dining MU-KA(ムーカ) 心斎橋店」(TEL 06-4704-5585)をオープンした。

食材市場にはさまざまな食材が揃う

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 同店は、谷町2丁目の「china dining MU-KA」(中央区)の2号店。心斎橋出店にあたりイベント性を高めた「アミューズメントダイニング」と位置付け、店内に中国の市場をイメージした「食材市場」を開設。魚屋・肉屋・八百屋の3店で店内通貨「mu-ka(ムーカ)」を使って食材を購入し、好みの味付けでシェフに料理をオーダーすることができる。来店時に1人あたり30ムーカ紙幣を配布し、エビ=6ムーカ、牛ハラミ=6ムーカ、クーシンサイ=4ムーカなどで販売、会計時に1ムーカ=100円で精算する仕組み。

 「食材と味付けを自分で選べるので組み合わせは無限大」と店長の今井哲人さん。食材に合う味付けを各店のスタッフと相談することができるほか、「ピーマンが嫌いなお客さまがピーマンの替わりにジャガイモの細切りを使ったチンジャオロースをオーダーされ好評だった」など、オリジナルメニューを考案する楽しみも。食材市場ではメーン料理の食材を購入し、点心、麺類、ドリンクなどはメニューから注文する。

 店舗面積は100坪。店内には、心斎橋の夜景を眺めるVIP個室=10席、テラス席=18席、人数に応じて3等分することもできる18席の個室など計100席を設ける。店内中央には大きないけすを設け、タイ、アワビ、伊勢エビなど常時200匹以上を入れる。

 食材市場はディナータイムのみの展開で、ランチタイムはバイキングとなる。バイキングは70種類のオーダーバイキングのほか、サラダバー、ドリンクバーを備える。「ディナーは会社員の宴会需要など予約客が多く、ランチは主婦グループなどの利用が多い」と今井さん。

 客単価は、ランチ=1,890円、ディナー=3,000円。営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。

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