なんばパークスシネマ(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6643-3215)で7月17日、俳優の渡辺謙さんがハリウッド映画「インセプション」の舞台あいさつを行った。
「インセプション」は、映画「メメント」や「バットマン」シリーズ、「ダークナイト」などの作品で知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作。人の夢(潜在意識)に入り込むことでアイデアを盗み取ることが可能になった世界を描くSFアクション映画。主人公の企業スパイ・コブをレオナルド・ディカプリオさん、大企業トップのサイトーを渡辺謙さんが演じている。
上映前に行われた舞台あいさつで渡辺さんは「ジェットコースターのような映画。しっかりシートベルトを締めて楽しんでほしい。一人で見に来られた方は誰かに話したくて仕方がなくなりますよ」と作品の魅力をPRした。もともと日本人の必要がないサイトー役を、「バッドマン ビギンズ」に出演した縁でノーラン監督から「君のためにこの役を日本人にした」と言われた渡辺さんは、ハリウッド映画に初めて現代の服装で出演したという。
撮影現場については、「レオナルド・ディカプリオさんをはじめ、ハリウッドの次世代を担う若手俳優たちが結集している。その熱さを感じた」と話した。「今は3D映画やデジタル映画、CGが評判になってきているが、この映画はほとんどのシーンをアナログで撮影した。映像の力を見せつける作品になったと思う」とも。舞台あいさつの最後には「この映画を試写で見たとき、悪夢にうなされた。今晩はノーラン監督が皆さんの脳にインセプションすると思う。良い夢を」と締めくくった。