大阪・南船場地区の店舗や企業などの横のつながりを作ろうと、7月14日、店主ら14人が参加し交流会を開いた。
交流会は、バッグ店「マザーハウス大阪店」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6281-5070)の店長・大庭憂児さんが、南船場1丁目~4丁目の店舗などに参加を呼びかけたもの。同店のほか、ネイルサロン、パン店、アクセサリー店、美容室、雑貨店、動物病院などのオーナーやスタッフらが参加し、互いの店の紹介や南船場についての情報交換を行った。
大庭さんは、全国各地でアパレル店の立ち上げなどを経験してきたが、「南船場に来て、コミュニティーがないことが不思議だった。情報の共有ができないと、人の流れなどを読むことも遅くなってしまう」。そこで自ら近隣の店舗に声をかけ、交流会を企画したという。
「南船場はおしゃれなイメージもあるが、最近では空き店舗が目立ってきている」と大庭さん。「新規出店してもいつのまにか退店している店舗や、堀江に移転する店舗もある。物販よりも飲食店が増えてきているようにも思う」とも。
参加者からは、「こうした交流会は初めてで刺激になった」「南船場を盛り上げるために何かしたい」といった反応があったという。大庭さんは「年内に何か一つ、地域内でイベントをやりたい。一つの会場で行うのも面白いが、各店舗が連携して何かできないかと考えている」と話す。
今後、交流会は毎月1回行う予定で、次回は8月18日に行う。詳細や参加申し込みは大庭さんまで。