南船場のギャラリーで写真展-6人が街にあふれる「違和感」を撮影

街にあふれる「違和感ある状況」を撮影した66点を展示

街にあふれる「違和感ある状況」を撮影した66点を展示

  • 0

  •  

 南船場の「ギャラリー・アビィ」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6261-7383)で現在、企画展「NEW街の違和感6」が開催されている。

チャンピオンに手渡される「特製チャンピオンベルト」

 「ヘンなカンバン、ヘンな店、トマソン」など街にあふれる「違和感のある状況」を撮影した写真ばかりを集めた同展は、2005年の開設以来「夏の名物企画」として毎年開催しているもの。来場者による人気投票を行い、総得票数を出展枚数で割った「打率」を競う「打率部門」と、一番多く票を集めた作品を選ぶ「VIP(Very Iwakan Photo)部門」で2つの部門賞、全出展作品の総得票数を競う「総合部門」でチャンピオンを決める。昨年は企画者である同ギャラリー・オーナーの吹雪大樹さんがチャンピオンになり、いったん打ち切りになった企画展だが、「(違和感展らしく)題名に『NEW』とだけつけて何事も無かったように帰ってきた」(吹雪さん)。

[広告]

 「チャンピオンは次の会に必ず参加する」という決まりの下、吹雪さんを含む6人が参加した今年。一部が焼け焦げたレストランのメニューや、放置された便器を撮影した写真に「これぞまさしく公衆便所!使うか使わないかはあなた次第」と解説が付いた作品など、違和感のある作品66点を展示する。

 「街を見渡せば面白いものであふれている。5万円を50,000万円と表記したり、サウンドウィッチと看板に書いたり、人の思い込みによって生まれる違和感は、探すものではなく向こうからやってくるもの。そうした瞬間をとらえた作品を展示することによって、撮る側も見る側も新たな視点で日常の風景を見るきっかけになれば」と吹雪さん。

 会場のBGMには電車の車内放送を流し、チャンピオンには穴の開いていない「特製のチャンピオンベルト」が手渡されるなど、細部まで「違和感のある演出」にこだわっている。吹雪さんは「アホなことを大人が真剣にやっているのを見て笑って、夏の熱さを吹き飛ばしてもらえたら」と話す。

 開館時間は14時~19時。入場無料。今月8日まで。