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東心斎橋に「ハンドロールカフェ」-オーストラリア発の巻きずし店

日本の巻きずしをベースに、オーストラリアで独自に進化した巻きずし「ハンドロール」

日本の巻きずしをベースに、オーストラリアで独自に進化した巻きずし「ハンドロール」

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 大阪・東心斎橋の周防町通り沿いに9月28日、オーストラリアで人気の巻きずしのファストフード店「ハンドロールカフェ ハグ 心斎橋店」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6282-5158)がオープンする。

オーストラリアには500店ものハンドロール店が存在する

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 ハンドロールは、日本の巻きずしをベースにオーストラリアで独自に進化した巻きずし。日本のものよりもご飯を薄くし、具材をたっぷりと包んでいるのが特徴で、長さは約9センチと短く、手に持って食べ歩くことができる。オーストラリアでの人気具材は「空揚げ」「アボカド」で、そのほか中華料理などさまざまなものを具材として使う。

 同店を経営するのは、飲食店の運営コンサルティングを行うリコプラン(中央区)。オーストラリアに500店あるハンドロール専門店を日本で広めたいと、すしロボットを開発・販売するトップ(兵庫県尼崎市)と協力し1号店オープンにこぎ着けた。トップは国内・海外のすし店に巻きずしを製造するためのすしロボットを販売しており、オーストラリア向けにハンドロール用のすしロボットも輸出している。

 メニューは、「ささみロール」「空揚げロール」「ツナサラダロール」「タマゴサラダロール」(以上280円)、「チキンロール」「エビチリロール」(以上300円)、「エビフライロール」(350円)、「エビアボカドロール」「カリフォルニアロール」「生ハムロール」(以上400円)、「サーモンロール」(450円)の11種類。今後、順次増やしていく予定。200円を追加で、サイドディッシュ2品とスープをセットにした「ワンプレートセット」も提供する。

 ドリンクは、「コーヒー」「中国茶」「オレンジジュース」(以上400円)、「カプチーノ」「メープルラテ」「抹茶ラテ」(以上450円)、「マンゴジュース」(500円)など14種類を用意。

 東心斎橋の立地について、リコプランの中川淳さんは「F1層(20~34歳の女性)をターゲットに据え、おしゃれなすしとして認知度を高めていくために、ミナミの中心部で出店地を探した」と話す。店内は、1階に注文カウンターとイートインスペース4席を設けるほか、2階に12席、3階に20席のイートインスペースを確保した。客単価は500~1,000円を見込む。

 営業時間は11時~22時(日曜・祝日は18時まで)。

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