道頓堀の中座くいだおれビル(大阪市中央区道頓堀1)1階に11月12日、各地の農林水産品を販売する「諸国漫遊 大阪マーケット」(TEL 06-6211-3124)がオープンした。
同店は、各地域で農林水産業に取り組んでいる小規模生産者や加工事業者の商品を、都市部で幅広く効率的に発信しようと、大阪みやげ店「なにわ名物いちびり庵」を展開するせのや(難波1)が出店したもの。
70坪の販売コーナーに、幅90センチ、高さ165センチの木製ブースを44ブース設置し、大阪、和歌山を中心に、京都、熊本、高知などの産品を販売する。総合監修を手がけたワイルドプラン(大阪市住吉区)の大須賀一仁さんは「県単位のアンテナショップはよくあるが、市町村単位や、1生産者単位での情報発信のニーズがある」と、各ブースを事業者に1カ月単位で貸し出すという。
店内には、みらくるグリーン(大阪府和泉市)が開発した、蛍光灯の明かりでベビーリーフを育てる「道頓堀畑」と名付けたブースも登場。ゴマ風味のルッコラ、からし味のフリルマスタード、ワサビ味のグリーンマスタードなど珍しいベビーリーフを栽培する。これらのベビーリーフは週末に限り有料で試食ができる。
営業時間は10時~22時。