大阪・アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239)地下1階のカフェで11月21日、「ツイッター部長」として知られるテーブルマーク(香川県観音寺市)の末広栄二さんのトークショーとサイン会が行われた。
同イベントは、「カトキチ」ブランドで知られる同社のコーポレートコミュニケーション部の部長として、ツイッターを活用した広報活動で注目を集める末広さんの著書「ツイッター部長のおそれいりこだし」(日経BP社)の発売を記念して開かれたもの。ゲストとして、タレントでツイッターを活用する桜井ういよさんも登場した。
トークショーでは、同書の執筆についてのエピソードや、全国各地でのサイン会での出来事、今年4月に同カフェで開催され170人もの観客を集めた「関西ツイッターサミット」と、その後継イベントとして8月に千日前の「味園」(千日前2)で行われた「関西ツイッターサミットリターンズ」についても言及した。
そのほか末広さんが19歳から21歳までロサンゼルスで貧乏生活をしていた話や、外食業で働いていたころの仕事への取り組み姿勢などについても紹介。質問タイムでは会場に来ていた学生から就職活動についてのアドバイスを求められる一幕も。末広さんは同社の希望退職に応募し、12月末で退職することにしたという。
イベントを終えた末広さんは「関西ツイッターサミット」を振り返り、「あのイベントがきっかけで、全国的にツイッター関連のイベントが広まったという意味で原点に帰ってきたよう」と話す。質問タイムで仕事の取り組み姿勢についての質問があったことについては、「ツイッター部長として、上司のように頼られているのでは」とも。
ゲストとして登場した桜井さんは、ツイッターについて、「声優やCMなどでの声の仕事が多く、『あのCMの声は、ういよちゃんでは?』といった反応をもらえる。末広さんと出会えたことも奇跡的なこと」と話す。最近はユーストリームにも挑戦しているという。