大丸心斎橋店・北館(大阪市中央区心斎橋筋1)14階の「大丸心斎橋劇場」で11月23日、俳優の高橋克典さんのトークショーが行われた。
ショーは大丸北館1周年記念イベントの一環で開催。「Anniversary Leather ~とっておきの記念日に、とっておきの革を贈ろう~」と題し、日本皮革産業連合会の協力で、2010年の皮革親善大使を務める高橋克典さんを招いて行われた。
同連合会は11月3日の「いいレザーの日」に、皮革製品が似合う著名人に贈る「べストレザーニスト」を主催しており、今年の「べストレザーニスト」には高橋克典さんと優木まおみさんを選んだ。高橋さんは併せて今年の皮革親善大使にも任命された。
オーダーメードで作ったというレザーのジャケット姿で登場した高橋さんは「『特命』を受けました」と自身の出演ドラマに絡めて会場の笑いを誘った後、日本の革製品についての魅力について語った。若いころからレザー製のファッションが好きだったという高橋さん。「今、日本の革製品がすごく進歩している。なめしや染色など、日本が誇る革加工の技術にも注目してほしい」。新春ドラマの撮影で京都を訪れた話や大阪のグルメの話、普段のプライベートの過ごし方まで幅広いトークで会場を沸かせた。
同連合会の立松さんは「毎年革が似合う芸能人の方に親善大使をお願いしているが、高橋さんもすごく革のイメージがぴったりくる人」と絶賛。「百貨店でこうしたトークショーを開催することによって、一般の方に日本の革製品をもっと知っていただけるのでは」と期待を寄せる。革製品の魅力については、「手入れをすればずっと長く使えるし、味が出てくる。自分の体に合った形に変化していく柔軟さもポイント」と話す。