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エスモード ジャポン大阪校、阪急百貨店とコラボ商品-バイヤーが最終チェック

阪急百貨店のバイヤーが厳しくチェックする

阪急百貨店のバイヤーが厳しくチェックする

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 大阪・北堀江のファッション専門学校「エスモード ジャポン大阪校」(大阪市西区北堀江1)で1月20日、同校の学生が製作し阪急百貨店うめだ本店(北区)で販売する洋服やアクセサリーの最終商品チェックが行われた。産学協同プロジェクト「ESMOD JAPON × HANKYU UMEDA SELECT SHOP」の一環。

フランス人デザイナー、ヴィルジニー・ルフェーブルさん

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 同プロジェクトは、同校の学生が企画立案からマーケットリサーチ、商品デザイン、縫製、売り場企画までを手がけるほか、売り場で実際に販売をするまでの一切のプロセスを経験することを目的に行うもので、今回で4回目。毎年テーマを決め、それに沿った商品を製作している。今年のテーマは「GARDEN」。

 20日に同校ロビーで行われた最終商品チェックには、学生約60人が製作したドレス、スカート、ブラウス、ジャケット、カットソーなど洋服のほか、ポーチ、アクセサリーなど約300点を集め、ヴィトンでデザインを担当したフランス人デザイナー、ヴィルジニー・ルフェーブルさん、阪急百貨店の商品部長、バイヤーが参加し、縫製やプレスなどの品質面や価格の妥当性などについてチェックが行われた。

 同校ファッションクリエイティブ学部総合学科2年の宮本直樹さんは「自分たちがリサーチして付けた価格が安すぎたり、高すぎたりという指摘を受けた」と話す。谷瑞枝さんは「1アイテムのチェックにかける時間が長く、売ることに対して妥協しないと感じた」と話す。

 同店宣伝広報担当の甲村美幸さんは「お客さまは『学生が作った服』としてではなく、『阪急百貨店が売っている服』として見ている。一般のブランドと同じクオリティーが求められる」と話す。同校広報担当の加藤暢子さんは「デザイン、製作だけでなく、エンドユーザーまで商品が届くということで、エスモードとしても産学協同の大きなプロジェクトと位置付けている」と話す。

 同店3階イベントスペースで2月9日~15日、これらの商品を販売する。

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