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ラジオDJ・RIOさん、南船場のギャラリーで個展-アートと音楽のコラボ

個展を開催中のRIOさん。ガイコツの失恋を描いた作品「BEATRIO」の前で

個展を開催中のRIOさん。ガイコツの失恋を描いた作品「BEATRIO」の前で

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 南船場のギャラリー「浜崎健立現代美術館」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6241-6048)で現在、FMラジオのDJとして活躍するRIOさんの個展「BEATRIO」が行われている。

スワロフスキーで加工した「Curry Rice T-Shirts」など2パターンのTシャツ

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 RIOさんは1974(昭和49)年三重県生まれ。3歳から水彩画や油絵を習い、休日は一家で美術館を巡るという環境に育つ。小学生のころ、アンディ・ウォーホルの作品集を見て衝撃を受けたRIOさんは、ポップアートを学ぶため、中学卒業と同時に渡米。1993年にマサチューセッツ州の美術高校The Cambridge school of Weston、1995年にカリフォルニア州の芸術大学The Academy of Art collegeを卒業。現在は大阪を拠点にFMラジオのDJとして活躍する傍ら、昨年から本格的に絵の制作を再開し、精力的にグループ展や個展を開催している。

 「BEATRIO」と名付けた今回の個展は、RIOさんが携わる2つの分野、アートと音楽のコラボレーションがテーマ。「ニュースZERO」のテーマ曲や「サントリー烏龍茶」のCMなど、数々の楽曲を手がけるサウンドクリエーター・中塚武さんが、同展のために制作した80分のミックスが彩りを添える会場では、ガイコツの失恋を描いた「BEATRIO」や、自然界と人間界を上下に分けて描いた「共存」など、バラエティー豊かなRIOさんの新作9点を展示する。

 2階のミュージアム・ショップでは、中塚さんのミックスCD(888円)や、RIOさんのデザインをスワロフスキーで加工した「Curry Rice T-Shirts」など2パターンのTシャツ(女性用=Sサイズ・Mサイズ、男性用=Mサイズ・Lサイズ。各2,800円)も販売する。

 「コンセプトがちがちというよりは、身近なモチーフを用いてくすっと笑える作品を描いていきたい。自分の作品が、楽しんでアートに触れてもらうきっかけになれば」とRIOさん。「番組の視聴者とアートをつなぐ架け橋になれればうれしい」とも。

 1月28日には、RIOさんも参加する「Closing Party & Thank You Party」が行われる。18時から。

 営業時間は12時~20時。第1~第3水曜定休。入場無料。今月31日まで。

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