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心斎橋筋に蒸しドーナツ「和っ花」-ミスタードーナツ新業態1号店

ファサードや内装には和のテイストを前面に出した

ファサードや内装には和のテイストを前面に出した

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 心斎橋筋商店街に2月17日、蒸しドーナツ店「和っ花(わっか) 心斎橋筋店」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-4963-8022)がオープンする。

店内の様子

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 同店は、ミスタードーナツを運営するダスキン(吹田市)の新業態1号店で、和風素材や和菓子のエッセンスを取り入れた蒸し菓子を販売するもの。看板メニューの蒸しドーナツは、「スフレのようなフワフワした生地やういろうのようなモッチリした生地に、抹茶、黒糖、黒豆や栗に、蒸しようかんや白玉などの和の素材を加えて蒸し上げたしっとりとしたドーナツ」(同社)。冷蔵で販売する。

 同社広報室室長の喜多晃さんは「蒸し料理の人気が高く話題性が見込めること、日本人に好まれる食感が実現できること、果物や花びらなど食材の色の再現性が高いことから、蒸しドーナツに挑戦した」と出店経緯を話す。「昨年ミスタードーナツが40周年を迎え、日本のドーナツのカテゴリーにこれまでなかったものにトライしたかった。和の素材を洋のドーナツに組み合わせる未知の商品でもあり、味のバランスを取るのが難しかった」とも。

 ファサードや内装には和のテイストを前面に出した。店内手前にショーケースに入った蒸しドーナツなどのサンプルが並び、中央のカウンターで注文する。店内にはイートイン22席も設けるが、来店客の8割が持ち帰ることを想定しているという。「百貨店のデパ地下で進物を購入される客層をイメージしている」と喜多さん。商品パッケージも進物用として使うことを意識した。

 蒸しドーナツは、沖縄産黒糖生地に黒豆を入れた「こはく・黒豆」(230円)など通年商品8種類のほか、栃木県産とちおとめのジャムをトッピングした「あかね・苺」(200円)、白玉を練り込んだ生地に桜の花をトッピングした「うすべに・さくら白玉」(220円)など季節限定商品6種類をそろえる。価格は200~280円。そのほか蒸しケーキ3種類(1,000円)や、「なごみ・蒸したてちーずスフレ」などの店内限定飲食メニュー2種類(350円)も。ドリンクは 8種類(400~450円)を用意。客単価は943円で、月間売り上げは1,200万円を見込む。

 営業時間は10時~22時(20日までは20時まで)。

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