大阪・アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」（大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239）地下1階のカフェで3月1日から、俳優デニス・ホッパーに関するポスターや写真などを展示する企画展「デニス・ホッパーの軌跡展」が行われる。

　デニス・ホッパーは1936年米国生まれ。17歳からワーナーブラザースと契約し俳優として活躍、親友だったジェームス・ディーンさん主演の「理由なき反抗」（1955年公開）に出演するなど数々の映画に出演したほか、1969年に公開された映画「イージー・ライダー」では監督、脚本、主演を務めた。その後は波乱の人生を送り映画からは一時離れるが、1980年代後半からは映画界に復帰、「地獄の黙示録」「スピード」などに出演したが、昨年5月に亡くなった。

　デニス・ホッパーの生誕75周年と、書籍「アメリカの友人 東京デニス・ホッパー日記」（キネマ旬報社、2,520円）の発売を記念して行う同展。同書の著者で、デニス・ホッパーと20年以上にわたる親交があった映画ジャーナリスト谷川建司さんが所有するポスター、ロビーカード、写真、雑誌などのコレクション40点余りを展示するほか、谷川さんが撮影したデニス・ホッパーの写真10点も展示する。

　営業時間は11時～22時30分（日曜・祝日は22時まで）。3月21日まで。最終日には、谷川さんのトークショーとサイン会も開く。12時～14時。参加費用は700円（ワンドリンク付き）。