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新町の「ホステルロクヨン」、1周年で記念企画-体験教室や写真展も

時にはコンシェルジュ、時には付き添い役としてゲストをもてなしてきたスタッフのみなさん(左=島林峰子さん、中央=酒井直美さん、右=桃田憲吾さん)

時にはコンシェルジュ、時には付き添い役としてゲストをもてなしてきたスタッフのみなさん(左=島林峰子さん、中央=酒井直美さん、右=桃田憲吾さん)

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 3月16日で開業1周年を迎える大阪・新町のデザイン・ホステル「HOSTEL 64 Osaka(ホステルロクヨン大阪)」(大阪市西区新町3、TEL 06-6556-6586)で3月13日から13日間、記念イベント「64×1(ロクヨンイチ)」が開催される。

フロント前には周辺の観光情報やガイドブックも取りそろえる

 リノベーション住宅の設計・施工、まちづくりコンサルティングなどを手がけるアートアンドクラフト(西区)が昨年開業した同ホステル。同社のコンバージョン(用途転換)によって、1964(昭和39)年築のビルが1人1泊3,300円~のドミトリーと1人1泊5,900円~の個室(和室6室、洋室3室)を備えた「レトロでリーズナブルなデザイン・ホステル」へと生まれ変わった。

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 繁華街から少し離れた場所に位置する同ホステルは「いわゆる観光地じゃない場所に行きたい人、生活するように旅したい人」(同ホステルスタッフ)からの支持を得て、これまでに延べ1,000人(2010年12月末時点)が宿泊した。利用客の約90%は海外からの旅行客が占め、その多くは「ホテル紹介サイトや両親・友人・同僚など信頼する人からの口コミ伝い」でやって来るという。「レトロでモダン、日本的でありどこか洋風」なこだわりの空間デザイン、「ホテルへのコンバージョン」というレトロビルの活用法は注目を集め、メディアにも数多く登場した。

 「泊まってくれた人、道に迷ったゲストを連れてきてくれた近所の人、ゲストを温かく迎えてくれた周辺の店の人…たくさんの人の協力のおかげで1周年を迎えられた」と振り返るのは、時には街案内のコンシェルジュ、時には付き添い役として利用客をもてなしてきたスタッフの島林峰子さん、桃田憲吾さん、酒井直美さんの3人。「昨年末から準備を進めてきた」という1周年の記念イベントは、そうした「お世話になった皆さんへの感謝の気持ちを込めて」開くという。

 13日・19日には、「アウトドア好き」の桃田さんと一緒に夕日を見に行く「サイクリングツアー」を開催。両日とも16時集合、16時30分に淀川の海岸に向けて出発する。参加無料。レンタル自転車(6台)の利用者はレンタル代が別途必要。19日・20日には、「靴と皮小物作家」の宿直スタッフと一緒に皮小物作りを体験できる「皮小物ワークショップ」を開催。両日とも13時~17時。参加費は、指輪と髪留めなど=1,000円、小銭入れなど=2,000円。

 13日~26日の期間中連日開催するのは、今までに宿泊したゲストが撮影した大阪の思い出を集めた写真展「Oh SAKA!」。約200枚集まった写真の中から厳選した50枚以上を展示する。15時~22時(金曜・土曜は24時まで)。入場無料。そのほか、期間中の宿泊客には、「米粉で作ったパンと手作りジャム」が付いた朝食1食分を無料にするサービスや、空いている部屋を公開するツアーも。

 中心となって同イベントの準備を進めてきた酒井さんは「ホステルロクヨンの存在を知っている人はいても、地元に住む大阪の人が泊まりに来る機会はあまりない。今回のイベントが、実際ここに来て体験してもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。