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アメ村の書店で「編集長の集い」-関西カルチャー誌と学生フリペ

会場に詰め掛けた約120人を前に関西在住の編集長5人がトークショーを行った

会場に詰め掛けた約120人を前に関西在住の編集長5人がトークショーを行った

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 アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239)地下1階のカフェで8月4日、雑誌「Meets Regional」(京阪神エルマガジン社)と「IN/SECTS」(青幻舎)の編集長、フリーペーパーの学生編集長を迎えたトークイベント「透明な梯子VOL.1『関西カルチャー誌をつくっている人』」が行われ、約120人が会場に詰め掛けた。

トークショー後に行われた懇親会の様子

 同イベントは、中崎町でZINE・リトルプレスの専門店「Books DANTALION」(北区)を営む堺達朗さんが、学生とクリエイターの間に横たわる「目に見えない梯子」を明らかにしていこうと企画したもの。トークショーと懇親会で構成するシリーズ企画として、今後も隔月ペースで続けていく予定だという。

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 第1回目のゲストは、「Meets Regional」編集長の蔵均さんと、「IN/SECTS」編集長の松村貴樹さん、関西の美大生・芸大生のファッションスナップを紹介する「Untitle」編集長の村山恵さん、つながりをテーマに掲げる「Lily’s lab」編集長の針崎浩平さん、芸術に興味がある人をターゲットにした「GEIJUTSU BAKA」編集部の中岩結加さん(編集長の代理)の計5人。

 堺さんが司会を務めたトークショーでは、編集会議から取材、販売ルートに至るまで「実際にどうやって雑誌・フリペを作っているか」といった具体的な制作の話から、ターゲットやコンセプト、編集長という仕事のやりがいについてトークを展開。そのほか、プロの編集長から学生編集長に「デザイン・企画・1ページずつのクオリティは高いけど、全体の流れがちょっと雑かな」(蔵さん)や「真面目に作ってるなという印象を受けた。もっと変てこなページがあったり、学生の勢いが出ててもいいのでは」(松村さん)とアドバイスをする場面も。

 初めて本格的に学割を導入した今回は、一般6割・学生4割と「通常のイベントより学生の姿が目立った」(同店スタッフ)という。トークショー後に行われた懇親会では、出演者に自作のフリーペーパーを手渡しする学生など、自分から積極的に話しかける光景も見られた。堺さんは「これは懇親会が主役のイベント。(学生にとって)クリエイターの仕事は目に見える部分と見えない部分がある。生の声を聞くことで、それが少しでも見えるようになれば」と話した。

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