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服部一成さんの代表作を集めた大阪巡回展-27日に書店でトークも

キューピーハーフの雑誌広告やポスターなど、服部さんの代表作を展示する

キューピーハーフの雑誌広告やポスターなど、服部さんの代表作を展示する

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 南堀江の「dddギャラリー」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6110-4635)で現在、グラフィックデザイナー・服部一成さんの代表作を集めた展覧会「服部一成二千十一年夏大阪」が開催されている。

12種類の壁紙ポスターで作った「グラフィックの小部屋」

 1964(昭和39)年東京生まれの服部さんは、1988(昭和63)年に東京芸術大学デザイン科を卒業後、ライトパブリシテイに入社。2001年からフリーランスのグラフィックデザイナー、アートディレクターとして活躍する。主な仕事に、「キューピーハーフ」「淡麗グリーンラベル」などの広告、雑誌「流行通信」「here and there」「真夜中」のアートディレクション、展覧会のポスター、書籍、パッケージのデザインなどがある。「その年の日本広告・デザイン界の最も名誉ある賞の一つ」といわれる「ADC賞」を1999年から2001年まで3年連続受賞するなど、受賞歴多数。今年4月には作品集「服部一成グラフィックス」(誠文堂新光社)を刊行した。

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 服部さんがこれまでに手がけた代表的な作品を通して、服部さんの「今現在」を見つめる同展。昨年11月に「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」(東京都中央区)で行われた展示の大阪巡回展として、コズミックワンダーが手がけるスペース「Center for COSMIC WONDER」(西区新町1)と「dddギャラリー」の2会場で同時開催する。

 dddギャラリーでは、キューピーハーフの雑誌広告とポスターや、「プチ・ロワイヤル仏和辞典」「小学漢字新辞書」(旺文社)、季刊誌「真夜中」(リトルモア)など、服部さんがこれまでに手がけた仕事の中から代表的な作品を展示する。そのほか、入口にはgggギャラリー(東京都中央区)での展覧会のときに制作した12種類の「オリジナル」壁紙ポスターで作った「グラフィックの小部屋」や、服部さんがアートディレクションを手がけた「流行通信」2002年9月号から2004年8月号と特別号を手に取って見ることができる閲覧コーナーも。

 Center for COSMIC WONDERでの展示は、「服部さんが東京・青山店のお客様だったというふとした縁から」(同店スタッフの田中清佳さん)開催が決まったもの。現在10号まで刊行されている雑誌「here and there」(Nieves)とそのポスターや、2002年に限定500部で刊行された既に絶版のアートブック「Between A and B」(T_BOOKS)を展示する。客層は「服部さんの熱狂的なファンだという20代から40代の方」(田中さん)が中心だという。

 営業時間は、dddギャラリー=11時~19時(土曜は18時まで)、日曜・月曜・祝日定休。Center for COSMIC WONDER=12時~20時。水曜定休。共に入場無料。9月2日まで。

 関連イベントとして、今月27日には、アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(中央区西心斎橋2)地下1階のカフェで服部さんのトークショーとサイン会が行われる。開催時間は13時~15時。参加費は1,000円(1ドリンク付き)。要予約。店頭・電話(TEL 06-6484-2239)・メール(info@standardbookstore.com)のいずれかで予約を受け付けている。チケット購入時に入場整理券を配布する(先着順)。