おから関連商品の企画・販売を行うMarie.Japan(マリージャパン=大阪市西区南堀江1)は11月24日、おからを加工したサプリメント「オカライフ カロリーバイバイ」を発売した。
女性誌「小悪魔ageha」でモデルとしてデビューし、ファッションショー、テレビ、雑誌などで活躍するモデル・家村マリエさんが社長を務める同社。家村さんは数年前におからと出合い、「おからを世の中に広める」ことを決意。おからの使用を提言するほか、昨年はアメリカ村におからバーガーショップ「House Village」(中央区西心斎橋2)をオープン、今年11月には全国豆腐油揚商工組合連合会(全豆連)から「2012豆腐フェア 関西おから大使」を任命された。
豆腐を作る過程ですりつぶした大豆を加熱して豆乳を絞った後のかすであるおからは、食品としての需要が供給を大きく下回り、食品産業廃棄物として廃棄費用がかかるなど問題となっているという。そこで同社では、おからを活用した加工食品の開発に着手。第1弾としてサプリメントを開発した。
サプリメントは、おからのほか、ショウガ、ギムネマなどを配合したもの。20~30代の女性をメーンターゲットに据える。広報担当の稲葉武志さんは「食物繊維のゴワゴワ感をなくすのに苦労した」と話す。120粒(18グラム)入りで2,980円。各種通販サイトで販売するほか、全国のドラッグストアでの販売も予定する。