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大丸心斎橋で「大阪味のスイーツ」開発中-粟おこしのロッシェも

開発に参加した、製菓専門学校「レコール・バンタン」の学生(写真=永田麗子さん)と「大阪ハッピースイーツ」の試作品全6種

開発に参加した、製菓専門学校「レコール・バンタン」の学生(写真=永田麗子さん)と「大阪ハッピースイーツ」の試作品全6種

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 大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)が現在、バレンタインに向けて新しいスイーツ「大阪ハッピースイーツ」を開発している。

試食会には約200人が参加した

 「大阪人による大阪への思いの詰まったスイーツ」をテーマに掲げた同企画。企画の意図について、広報担当の高橋まりさんは、「これまで『大阪らしいおみやげ』と呼べるものがなかった。そこで、作る側と購入する側の両方が幸せな気持ちになれる、大阪らしい大阪味のスイーツを作ろうと考えた」と説明する。

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 「大阪ハッピースイーツ」はプロのパティシエの監修の下、学生が試作品を開発。試食会で参加者から意見を募り、それを基に再開発し完成するというもの。開発にあたって同店は、大阪を代表する3ブランドのパティシエ、植松秀王さん(エクチュア)、斎藤耕一さん(パティシエ・コーイチ)、垣本晃宏さん(プティ・アルション)に協力を依頼。さらに、「若手を育成する機会に」(高橋さん)と、製菓専門学校「レコール・バンタン」に通う学生たちにも参加を呼び掛けた。

 12月18日に開いた試食会で、全6種の試作品が披露された。「エクチュア」からは、粟おこしと「ワタパチ」のロッシェ、大阪産蜂蜜を使った生チョコの2種を、「パティシエ・コーイチ」からは、大阪産蜂蜜のフィナンシェ、大阪産蜂蜜とショウガを生地に練り込んだフィナンシェの2種を、「プティ・アルション」からは、紅ショウガとシトロンのマカロン、ショウガとプラリネのショコラクリームを挟んだマカロンの2種を紹介。「大阪らしい食材」として、粟おこしやショウガ、大阪産の蜂蜜が選ばれているほか、中には「パチパチと口の中ではじける」ワタパチを使った「食感の面白い」ものも。

 試作品は、試食会に参加した200人のアンケート結果を基に、最終的に3点にまで絞られ、2月1日から同店本館7階で開かれるバレンタインイベント「ショコラプロムナード7」で限定販売される。「最近は、女性から男性というだけではなく、大切な人に心のこもったお菓子を贈る一大イベントになっていることから、バレンタインに焦点を合わせて開発を行ってきた」と話す高橋さん。「バレンタインイベントでの売れ行きや反響次第では、今後の商品化も検討している」という。