南海電鉄(大阪市中央区難波5)は9月15日、なんばCITY本館地下2階にデザイン重視の文具を集めた「スタイルディー なんばCITY店」をオープンした。
経営主体は南海電鉄で、店舗運営は「デルタ・ジムサービス」(北区)が手掛ける。文具市場は、法人需要の減少・少子高齢化の影響を受け、縮小傾向である一方、20~30代のオフィスワーカーを対象にした個人向けのアイテムが注目される中、デザイン重視のアイテムをそろえる。
店舗面積は、約15坪。店内は、書斎や子ども机に文具を並べるほか、マネキンに文具を添え着るなど、実際に使うのをイメージができるように。「デザインを楽しんでもらう」をコンセプトに、約2500アイテムの文具をそろえた。客単価は約1,500円。
84色の色鉛筆が刺さる「はりねずみ」(1万3,650円)やUFOに見立てた入れ物の中から宇宙人が出てくる「キーケース」(1,575円)のほか、魚の形をした「フィッシュペン」(997円)などユニークなデザインの文具が並ぶ。
デルタ・ジムサービスの前田武嗣社長は「文具の既成にとらわれない商品をそろえた。『こんなものがこう使えるのか』と、店内で新たな発見をしていただければ」と話す。
営業時間は10時~21時。