晴天に恵まれた11月25日、「第2回 大阪マラソン」が大阪市内一帯で開催された。ミナミの中心に位置する難波交差点ではランナーが3回も通過するということもあり、大勢の観客が沿道から声援を送った。

コブクロの小渕健太郎さんも参加

　「みんなでかける虹。」をスローガンに行われた同マラソンは、大阪城公園前をスタートし、インテックス大阪前をゴールとする「マラソン」（42.195キロ）と、大阪市役所前をゴールとするチャレンジラン（8.8キロ）の2コースで行われ、マラソンには2万8343人が、チャレンジランには2115人が参加した。

　千日前通りと御堂筋が交わる難波交差点には、ランナーが3回も通過するとあって大勢の観客が詰めかけた。コブクロの小渕健太郎さん、野球解説者の古田敦也さんら有名人が通過するとひときわ大きな声援が送られた。

　同マラソンには、地元の戎橋筋商店街の有志で結成した「チーム戎橋筋」の7人も参加。フルマラソン経験者は商店街事務局員の森川裕子さんのみだったが、無事に7人全員が42.195キロを走りきった。

　チームリーダーで、同商店街副理事の菊地正吾さんは「全員がケガなく無事完走できたことがうれしい。個人的には、最後の10キロから足の痛みが本当に辛かったが、沿道から『戎橋筋商店街がんばれ』と声援を受けたことや、『チーム全員で絶対に完走するぞ』とみんなで誓ったことから、完走することができた。このパワーを商店街100周年事業につなげるとともに、来年の大阪マラソンには商店街メンバーをもっと募って参加したいと思う」と感想を話した。