なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区千日前2、TEL 06-6647-8111)の桜が間もなく満開を迎える。
同ホテルでは、「四季折々のパティオと大阪なんばを五感で楽しむホテル」をコンセプトに、さまざまな企画を展開している。3月のテーマは「さくらと過ごす『春じかん』」。3月1日、館内4階にあるパティオ(中庭)に桜木を設置した。この桜木は3月11日に満開を迎えるように調整されており、間もなく見頃を迎える。今後、3月15日・25日に桜木を入れ替える予定で、20日・27日に満開を迎える見込み。パティオは宿泊者が利用でき、利用時間は7時~20時。
同ホテルでは周辺ホテルとの差別化を図るため、パティオがある4階フロアを「ガーデンフロア」と名付け、デラックスツインの部屋には岩塩ランプやマッサージクッションを、男性の1人利用を想定したプレミアキングの部屋にはマッサージチェア、エスプレッソマシン、iPodドッキングシステムを設置するなど、他のフロアとの差別化を図り、静かな環境を売りにした部屋作りを進めている。
セールス&マーケティング担当の森秀一郎さんは「数年前までは1ベッドの部屋が多く、カップルや男性ビジネス客で8割を占めていた。その後3ベッドの部屋を設けるなどして3人・4人での利用が可能な部屋を増やしたことから、現在では女性グループや子ども連れの家族客が6割を占めるようになった」と話す。
桜木の設置に合わせ宿泊プラン「春じかん」を提供、桜をイメージした和菓子や煎茶を部屋に用意する。料金は1室2人利用=1人7,900円~、1室3人利用=1人7,500円~で、朝食が付く。同プランの販売は今月31日まで。予約受け付けは3日前まで。