大阪・南堀江公園(大阪市西区南堀江2)のグラウンドで3月31日、「高台ふれあい相撲」が行われた。
イベントが行われた高台(たかきや)地区は、大阪勧進相撲の発祥の地といわれ、地元関係者らが約340年ぶりに土俵に上がる力士の勇姿を復活させようと企画した。
グラウンドには、簡易土俵が設置され、地元の日吉小学校4~6年生の児童が参加しトーナメントによる取り組みや、二子山部屋の元力士が所属する間口相撲クラブによる模範相撲や技の実演、ユーモアを交えて行われるパフォーマンス「初っ切り」などが行われた。会場では高台特製ちゃんこ鍋(100円)も振る舞われた。
相撲大会の参加者らは「力士の筋肉がすごかった」「迫力があった」「また参加したい」などと感想を話す。高台ふれあい相撲実行委員会の堂前裕一さんは「伝統を伝えて、街の活性化につなげたい。今後も恒例化していきたい」と話す。