大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4、TEL 06-6539-3302)5階の大会議室で11月4日、戎橋筋商店街が今年で100周年を迎えることを記念し、同商店街を中心としたミナミの街の歴史と文化、街の魅力についての講演会とシンポジウム「賑(にぎ)わいとふれあいの街・戎橋筋 -100年の歴史を未来にはしわたす-」が開催される。
同商店街は、船場や島之内から十日戎(えびす)への参道として、また芝居町・道頓堀の行き帰りに楽しめる街として、17世紀中ごろから幕末にかけて商店街が形成、1913(大正2)年に組織化された。高島屋大阪店から戎橋までの約370メートルの商店街で、約100店舗が加盟する。
イベントでは、「大阪案内人が語る 戎橋界わい歴史散歩」と題した講演会と、「~歴史と賑わいをはしわたす~戎橋筋商店街の魅力」と題したシンポジウムを行う。講演会では「カリスマ大阪案内人」として知られる西俣稔さんが、シンポジウムでは大阪ゆかりの文化人として知られる成瀬國晴さん、橋爪節也さんと、同商店街理事長の池上淳子さんが、それぞれ同商店街の歴史や文化、未来についてなど話す。
開催時間は14時~16時。入場無料。事前申し込みは不要だが、定員は当日先着300人。
同イベントに関連し、現在同館3階で企画展示「~戎橋筋商店街百周年記念~画像に見る戎橋・戎橋筋」を行っている。12月18日まで。