吉本興業(大阪市中央区難波千日前)で6月18日、今年で最後となる音楽イベント「コヤブソニック2014ファイナル」の記者発表が行われ、主宰の小籔千豊さんが登場した。
「コヤブソニック」は吉本新喜劇座長の小籔さんが「音楽と笑いの融合」をテーマに、2008年7月から毎年開催している音楽フェスティバル。アーティストのラインアップ、会場レイアウト、コラボ企画など小籔さんがプロデュースするイベントとして定着してきた。今年もインテックス大阪を舞台に、会期を3日間に延長し24組のアーティストが出演を予定する。
記者発表で小籔さんは「10年間は続けたいと思っていたが、ビッグポルノを解散することになったため、コヤブソニックを開催する理由がなくなった」ことから、今年の開催が最後になることを明かした。ビッグポルノは小籔さんがレイザーラモンと共に組んだ音楽ユニットで、「夏フェスに出たい」との思いから同イベントを開催することになった経緯がある。
ビッグポルノの解散は、昨年11月にアメリカ村のライブハウスで行ったイベント時の話し合いで決まっていたという。現時点では「方向性の違い」と明かすにとどまったが、今年8月には東京と大阪で解散ライブを行い、その時に解散理由を発表する予定。
同イベントは、インテックス大阪(住之江区)5号館で9月13日・14日・15日に開催する。チケット料は、8月8日まで販売する特割が、1日券=6,500円、2日通し券=1万2,000円、3日通し券=1万6,000円。8月9日から販売する前売り券が、1日券=7,900円、2日通し券=1万4,000円、3日通し券=1万9,000円。当日券は8,500円。小学生は2,000円で、未就学児は無料。