大阪・新町の「ギャラリーマゴット」(大阪市西区新町1、TEL 06-6940-7257)で3月10日、同ギャラリーを営む大木一範さんの写真展「going, going, gone」が始まった。
大木さんは、小学生のころから父親のカメラを使い写真撮影を始めた。高校の物理教師として働いた後、昭和町に同ギャラリーをオープン。1年後に現在の場所に移転した。貸しギャラリーとして運営し、これまで約280回の写真展を開催。今回の写真展をもって同ギャラリーはクローズする。
同展では、昨年8月に北海道で撮影したモノクロを中心とした写真、約50点を展示する。テーマは「自分の足跡」。大木さんは40代のころバイクで全国各地を旅していたことがあり、60歳を超えてからは「昔行った所の足跡をたどる旅をしている」という。
大木さんを慕う写真愛好家が集う同ギャラリー。「ギャラリーらしくなくて、変わった場所だった」と大木さんは笑う。今後は天下茶屋のシェアアトリエ「カエルハウス」(西成区)に「K-BASE」という「秘密基地」を作るという。
開催時間は、平日=13時~20時、土曜=12時~20時、日曜=12時~18時。入場無料。今月15日まで。