南海電鉄が54年ぶり東証1部に再上場-企業価値の向上目指す

難波と関西空港を結ぶ特急列車「ラピート」

難波と関西空港を結ぶ特急列車「ラピート」

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 南海電鉄は3月21日、東京証券取引所の第1部に上場した。同社は1949年5月に東京・大阪・名古屋の各証券取引所に上場をしたが、1954年3月で東証への上場を廃止していたため、54年ぶりの再上場となる。

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 同社は、1885年(明治18年)に難波~大和川間を小型SLで結んだ「大阪堺間鉄道」を前身とした民間資本による最古の私鉄。現在では難波を起点に、和歌山市や高野山、関西国際空港など大阪府南部と和歌山県北部を営業基盤としており、営業キロは154.8キロメートル、保有車両は704両に及ぶ。

 昨年4月には「なんばパークス」をグランドオープンするなど、ショッピングセンターの経営や不動産業、サービス業なども展開しており、沿線価値の向上に積極的に取り組んでいる。今回の再上場にあたり「東証1部上場企業として、さらなる企業価値の向上に努める」(同社)としている。

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