「一蘭 道頓堀店」(大阪市中央区宗右衛門町)で5月27日、ユニバーサルマナー検定3級の講習会が行われた。
高齢者や障害者に対してのサポート方法や、向き合い方などのコミュニケーションマナーを学ぶ講習会で、今回で2回目の開催となる。「すべてのお客様がさらに居心地の良い時間を過ごせるように」という思いから開催された。
講師は日本ユニバーサルマナー協会の岸田ひろ実さんと岸田奈美さん。約20人の社員が集まり、座学やグループワーク、クイズなどを通して約2時間にわたり、ユニバーサルマナーを学んだ。最後は全員が3級を取得することができ、検定取得の賞状が授与された。
岸田奈美さんは「ラーメン屋にあるカウンターは、車椅子利用者にとって行きづらいイメージがあるので、車利用者でも行きやすいラーメン屋になってくれたらうれしい」と話し、広報の大松亮一さんは「今回の講習会を糧(かて)にして、お客様にとってより快適な場所を提供したい」と意気込んだ。