大阪市が整備を進めている道頓堀川遊歩道(愛称=とんぼりリバーウォーク)のうち、太左衛門橋~相合橋間の約85メートルが完成し、4月1日から供用を開始した。2004年12月から供用を開始している戎橋~太左衛門橋間の約170メートルと合わせ、戎橋~相合橋間の約260メートルが遊歩道でつながった。
今回完成した太左衛門橋~相合橋間は、戎橋~太左衛門橋間と同様の片側8.6メートル幅の遊歩道で、両岸ともに上下2段構造。下段は道頓堀川の水面にほど近く、太左衛門橋付近には船着き場も設けられている。
遊歩道には、イベントなどに利用できるスペースを設けたほか、隣接する飲食店が遊歩道側にも出入り口を設けるなどしており、多くの人々の憩いの場となっている。
道頓堀川遊歩道は、大阪市が掲げるまちづくりの目標「水の都・大阪」再生に向け、道頓堀川に面した水辺空間を1995年度から整備しているもので、2010年度には湊町~日本橋間の約1キロメートルが遊歩道でつながる予定。
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