大阪・大国町駅近くの「I-siteなんば(大阪府立大学)」(大阪市浪速区敷津東2)で10月3日、全国各地の私設図書館関係者らが集まる「マイクロ・ライブラリーサミット2015」が開催される。
3回目の開催となる今回のテーマは「つながる輪 ~コミュニティーと本と人との新しい関係を探る」。全国各地にあるマイクロ・ライブラリー(小規模な私設図書館)18館のほか、公共図書館、個性的な書店の館長・店主や関係者が参加し、それぞれの取り組みを披露する。今回はこれまでの発表中心のスタイルに加え、後半は分科会として、一般参加者も交えたワークショップやミニセッションも実施する。
同シンポジウムの主宰者で、全国に広がる私設図書館「まちライブラリー」提唱者の磯井純充さんは、「本にまつわる人たちが垣根を越えて集まるシンポジウム。今回発表する人の中には、1回目、2回目のサミットに参加した後、自らも取り組みを始めた人もいる。単に本が好きというだけでなく、小さな図書館など、街の中で何かをやろうとしている人に来てもらえれば」と話す。
開催時間は10時~18時30分。参加無料だがホームページから事前申し込みが必要。定員200人。サミット終了後、交流パーティーも開催する(要事前申し込み、別途3,500円)。