難波御堂筋ホール(大阪市中央区難波4)で10月9日、京都産業大学(京都市)が2017年4月に新設予定の「現代社会学部」の認知拡大を目的とした特設ウェブサイト「社会オモロCLUB」の発表を行い、よしもと芸人のハイヒール・リンゴさんがPRを行った。
2015年11月に創立50周年を迎える京都産業大学。「現代社会学部」は、現代社会のニーズに対応した人材を輩出する目的で設置され、学生らは地域社会学や、人間社会学、メディア社会学、健康スポーツ社会学の4つの専攻から、興味のある専攻を選択するカリキュラムとなっている。
「社会オモロCLUB」は、現代社会学部の認知拡大を目的にオープンするサイトで、主に受験を控える高校生をターゲットにしたもの。サイト上のメーンキャラクターには京都産業大学のOBであるリンゴさん、ボイスキャラクターにはタレントの谷口キヨコさんを起用した。
記者発表では、大城光正学長、大和隆介副学長、現代社会学部長就任予定の藤野敦子さん、リンゴさん、谷口さんが登場。「こびる女についてどう思うか?」「オリンピックは何のためにあるのか?」などの現代社会学の身近な問題について、大和副学長と藤野さん、リンゴさんが対談し、谷口さんが司会を務めた。大和さんが話すたびに「大和さん話が長いねん。短めで頼みます」というリンゴさんのツッコミの流れで、会場の笑いを誘った。
リンゴさんは受験を控える高校生に「とりあえず大学、という考えではなく志を持って入学してくれたらうれしい。卒業する際には自分の力で物事を考えることができる人間になっていてほしい」とエールを送る。